導入事例

津久井牧場様(北海道豊頃町)

牛が増えてしまったので、客観的な後継牛の選定方法を探していました

サムネイル添付

導⼊前に感じていた課題は?

「牛が増えてしまったので、客観的な後継牛の選定方法を探していました」

数年前から判別精液を積極的に種付けしているのですが、後継牛の頭数確保に余裕が出てきたことから、生産性向上のために牛の”質”を揃えたいと思っていました。後継牛の選定にあたって客観的な指標を探していた中でゲノム検査に出会い、他社サービスではありますが2020年頃から実施をしています。

導⼊を決めた理由は?

「サポート体制のほか、メイティングサービスの質に魅力を感じました」

迅速な検査フローのほか、獣医師によるアドバイスなどゲノム検査のサポート体制に魅力を感じました。牧場全体での上位牛・下位牛など直感的に検査結果がわかるアウトプットも見やすかったです。Farmnote Geneが提携するSTジャパン社のメイティングサービスも優れた精液が多く、その点も魅力的でした。

期待する効果は?

「根拠を持った後継牛の選定で、乳量・繁殖成績がよく、健康で気性が穏やかな牛を残していきたいです」

ゲノム検査を導入してから産まれた子牛が親牛となり、搾乳をし始めていますが、乳量に明らかな違いを感じています。これからもっと良くなる感覚があるので仕事にも張り合いが生まれています。今後は和牛の受精卵移植なども検討していきたいですね。コストが発生する取り組みではありますが、ゲノム検査の結果を活用することで健康で病気の少ない牛を増やしていければ獣医師さん対応の時間も減りますし、気性が穏やかな牛が増えれば作業効率も上がります。日々の手間を考えると投資対効果は高いのではないでしょうか。従来の常識では乳量と繁殖成績は取捨択一なものだったと思いますが、ゲノム検査ではその両方を同時に追求することができるので牛群改良のスピードを大幅に短縮してくれるものと期待しています。

会社紹介

経営形態酪農
飼養頭数420頭
Farmnote Gene導入時期2022年10月
所在地北海道豊頃町
運営規模ご家族含め8名

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