デイリーファームきぼう様（北海道別海町）

受精卵移植を行う中で、スピーディに改良を進める方法を探していました

導⼊前に感じていた課題は？

「受精卵移植を行う中で、スピーディに改良を進める方法を探していました」

牛の販売を行っていなかったので、増えてしまった牛を選抜する必要がありました。牧場の運営を改善していく中で、従来の通常精液による種付けからスピーディに改良を進める方法と受精卵移植を行う牛の効果的な選定方法を探していました。

導⼊を決めた理由は？

「獣医師にオンラインで相談できること、導入をしていたFarmnote Cloudとの連携で見やすいFarmnote Geneに決めました」

コストが発生する取り組みなので導入にあたっては悩みましたが、アドバイスをくださる周囲の先輩が既にゲノム検査を取り入れていたことや色々悩む時間が勿体ないとの結論に至り、思い切って導入を決めました。数社のゲノム検査サービスを検討しましたが、日頃の記録からゲノム検査の結果、どの種をつけるべきという牛の情報まで一つのソフトで把握できるFarmnote Geneはかなり便利だと思います。牧場作業以外にも担当している業務があるので、面倒な検査結果のデータ集計が不要な部分も決め手でした。

期待する効果は？

「意思決定の精度を上げ、牛の販売も含めながら事業拡大を図っていきたいです」

徐々に検体数も増えてきたので、目で見る部分と数字で見る部分で判断しながら意思決定ができるメリットを感じていますが、ゲノム検査の結果を用いた牛の選抜や活用方法には改善の余地があると感じています。検査結果による意思決定の正解がわかるのは数年後なので、今は1日1分1秒を大事にしていきたいと考えています。

会社紹介

経営形態	酪農
飼養頭数	300頭
Farmnote Gene導入時期	2022年8月
所在地	北海道別海町
運営規模	ご家族含む6名

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