導入事例
生産性向上への使い道を知り、ゲノム検査の見方が変わりました
「興味本位でうちの牛の数値を見てみたい」と思ったのがきっかけです。
他社サービスではありますが2〜3年前からゲノム検査を始めました。うちが検診、 繁殖などを見てもらっている開業獣医師さんからゲノム検査について聞き、「興味本位でうちの牛の数値を見てみたい」と思ったのがきっかけです。 改良と言ったら「共進会で勝てる牛づくり」みたいなイメージを持っていましたが、ゲノム解析結果の科学的な見地に基づいて改良を進め、 生産性を上げる使い道があることを知り「だったらうちでもやってもいいな」と思ったのです。
「ゲノム検査をして一番驚いたのは“こんなにも牛ごとにバラツキがあるのか“ということでした。」
検査以前はそういうことが分からなかったので、とりあえず判別精液をつけて、とまった牛を残して、 とまらない牛はF1で売って…のような、今考えるとおそろしいことしていたなと思います。 現在生まれる子牛は全頭ゲノム検査をしています。この牛から雌をとろう、 この牛は残さないで売ろうというような選定に役立つのがメリットだと思っています。
「経営全体のバランスも併せてサポートしてくれる点にFarmnote Gene の価値がある」
検査結果の数値が表に羅列されただけの状態で戻ってくるのではなく、見やすく整えたデータを提示してくれ、 説明もしてくれます。データを踏まえてF1をこの牛につけましょうとか、改良だけではなく交配の相談にも乗ってくれますし、 経営全体のバランスも併せてサポートしてくれる点にFarmnote Gene の価値があると思っています。
牧場の基礎管理がある程度目途が立った段階になれば、牛の入れ替えや改良を進めるには今はチャンスだと思います。 今は牛を売っても安いのでなるべく若い牛を入れる割合を増やして年寄りに引退してもらい更新率を高めています。 牛群をフレッシュ化させることで改良を進めながら生産を合理的に抑制することができるのではないでしょうか。
年配の牛から初産の牛に代えれば乳量は減りますから生産抑制は可能です。 そして2〜3年後に市況が上向いてきているとしたら現在初産の牛が三産になって乳量を出してくれます。 つまり、売っても安い今は入れ替えを進めるチャンスと考えています。 残すべき牛を判断する上で、ゲノム検査をやれば良い牛が分かりますし、その牛に良い種をつければより良い牛が生まれるので入れ替えが進めやすいと考えています。
経営形態 | 酪農 |
飼養頭数 | 110頭 |
Farmnote Gene導入時期 | 2022年12月 |
所在地 | 北海道釧路市 |
運営規模 | ご家族を含む3人 |
金子ファーム 様(青森県七戸町)
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