弊社製品のご導入以前の課題は?
「分娩間隔の短縮、分娩後の初回授精平均日数の改善、そして発情発見に課題がありました。」
- 発情の見逃しの他に、そもそも発情が分かりにくい曖昧なケースがあり、そういう牛が何頭もいると記録を確認するのに結構な手間と時間がかかり、迷っている段階から人工授精に進むまでの作業が煩わしいんです。そのため、発情が分かりにくい牛に関しては人工授精を見送っていた部分がありました。
そういう曖昧な部分や見逃しを改善できればと考えていましたが、かといって人を雇うなど外部に頼る方法ではなく、自分自身でしっかり繁殖管理をできるようにしたいという思いがありました。それに発情に関しては牛の癖や独特の個体差も大きいので、人を増やしたところで課題解決はしないだろうと思い、それなら夜間も含め24時間牛を見てくれるIT機器を導入した方がいいと考えていました。
- -弊社製品ご導入のきっかけは?
- うちに来ている開業獣医師さんから、ファームノート社が開催しているセミナーのことを聞きました。そのセミナーには参加できなかったのですが、自分なりにクラウド牛群管理システム「Farmnote」とセンサーデバイス「Farmnote Color」について調べてみたところ、機能性は勿論のことデザインも良く、最先端な感じがして好感を持ちました。
- -ご導入の決め手は?
- 導入する生産者に合わせて、使いやすいようにFarmnoteをカスタマイズできるところがいいなと思いました。
コストはネックになったのですが、スマホ1台あれば情報を全て管理できるメリット、それから人工知能による牛の個体差を考慮した検知精度を考えると、投資した分の元は取れるんじゃないかと思い導入に至りました。
ご導入による効果は?
「分娩後の初回授精平均日数は導入前よりも 40 日近く短縮されています。 導入から約半年でこの変化は、凄いのではないでしょうか。」