導入事例

児嶋牧場様(熊本県菊池郡)

「発情発見率は期待通りの8割以上を達成。分娩間隔も387日から370日に改善中です。」

サムネイル添付

弊社製品のご導入以前の課題は?

「人間の目による発情発見には限界があり、生産性が課題でした。」

うちの牧場には肥育80頭、繁殖牛が150頭程度おり、以前は繁殖牛においては人間の目で発情発見に取り組んでいましたが、見落としが結構あったので生産性が悪いなぁと思っていました。昼間は牛舎に誰かしら人がいるのですが夜間は牛の観察が難しく、カメラも付けていますが、映像で発情の兆候は見えても個体の番号が分からないので、結局あまり意味がない状態でした。

01.png-弊社製品ご導入のきっかけは?
私の兄は授精師として主に家畜人工授精と授精卵移植業務を行なっています。授精師として他所の牧場にも伺っていますが、お付き合いのある隣町の牧場さんが200頭ぐらい管理されているんです。200頭もいるのによく発情を探しているなぁと思って話を聞いてみると、センサーデバイス「Farmnote Color」を装着しているということでした。以前は足に着けるタイプの他社機器を使われていたけど、発情が明確には分からなかったようです。それが Farmnote Colorに変えてから8割ぐらい発情が分かるようになったと聞き、うちの牧場もFarmnote Colorが使えるかもしれないと考え、JAさん経由で問い合わせをしました。

02.png-ご導入の決め手は?
150頭の牛の発情を人間の目だけで見つけるのは明らかに無理があるし、1回の発情でも早く見つけて人工授精すれば経済損失が防げ、生産性が上がります。「生産性を考えたら、ある程度の投資は妥当」と判断し、2018年7月にFarmnote Colorとクラウド牛群管理システム「Farmnote」を導入しました。歩数計タイプの機器という選択肢もありましたが、発情・活動量・反芻と様々な情報を検知してデータとして知らせてくれる Farmnote Colorの方が発情発見率が高そうだと個人的に思いました。

ご導入による効果は?

「発情発見率は期待通りの8 割以上を達成。分娩間隔も387日から370日に改善見込みです。」

実際に使用された使い心地や効果は?
普段はパソコンをちょっと使う程度でIT機器の扱いは得意な方ではないのですが、Farmnoteの操作が思ったよりカンタンで良かったです。携帯電話もFarmnoteのアプリを入れるためにガラケーからスマホに変えました。77歳の父親もタブレットでデータを見れていますよ。

効果については「発情発見率が8割ぐらいいけばいいかな」と期待して導入しましたが、期待通りに8割以上を達成しています。分娩してから初回種付けまでの日数も短くなりました。導入前は分娩間隔が387日ぐらいだったのが、今後は370日ぐらいに短縮される見込みです。(※注:取材当時)この日数だと年に1頭は分娩できると思います。生産率10割まではいかなくても9割達成できれば良いと考えています。

兄は授精師という立場からもFarmnote、Farmnote Colorのメリットを感じています。授精師として同製品を導入している他所の牧場にお伺いするなかで、実際に発情を見る牛の頭数や見る回数・時間が減り、仕事が効率的になりました。以前なら発情兆候が10頭いれば7〜8頭は見なければいけなかったところが、今は5〜6頭程度。データによりターゲットが絞られているので非常に助かっています。

うちの牧場でも導入前は朝、昼、夕と牛舎を巡回していましたが、今はデータの通知が来てから見に行くようになり、その結果、昼間に巡回することが減りました。牛を観察するとなると都度1〜2時間はかかりますが、最近はその時間が浮いて、休憩をするなど自分の時間を持つゆとりができました。


03.png

-導入されていない方へメッセージはありますか?
特に若い世代の人には「繁殖牛を養うなら、ICT(情報通信技術)を活用すれば1人で100頭、2人なら200頭飼いできる(哺育育成は別)」とアドバイスしていますが、100頭、200頭の発情を人間の目だけで見るのは難しいので、Farmnote / Farmnote Colorのような機器を利用する方がいいと思います。

そもそも人間の目には見えない発情もあるので、それを探そうとしても無理があり、頭数が多いほど機器の目と人間の目、両方で牛を見た方が生産率も上がるはずです。投資コストが一時的にかかっても、2〜3年もすれば取り戻せるのではないでしょうか?何十年も牛を飼うわけですし、そう考えてみれば高いものではありません。機器も利用しながら無理なく100頭、200頭管理できれば、後継者に利益を残したり、もしくは人を雇用したりといったゆとりができると思います。

今後のビジョンは?
繁殖牛150頭、肥育牛80頭程度をそれぞれ維持できればと考えています。後継者ができたら繁殖牛200頭、肥育牛100頭ぐらいにし、家族で営んでいけたらいいですね。営農がよりスムーズになるよう、更なる Farmnote / Farmnote Colorの機能拡張にも期待しています。

(終)

04.png

会社紹介

会社名 児嶋牧場様(熊本県菊池郡)
従業員数 ご家族 4 名での牧場運営(※取材当時)
本社 熊本県菊池郡

この記事をシェアする

導入事例

Farmnote Color case study
もっと製品を知りたい方へ
×
もっと製品を知りたい方へ
×