弊社製品のご導入以前の課題は?
「発情兆候が微弱になり、見逃しの不安がありました。」
- 以前は管理システムを入れておらず、繁殖カレンダーの使用や繁殖検診を受けたり、牛の病歴も共済から発給される紙に手書きで書き込むくらいでした。情報がバラバラに管理されているので、個々の情報間に関連性がない状態。それを一元化して管理することで、牧場の状態を誰が見ても分かるようにしたいと考えていました。
発情発見に関しては、一日4回の見回りをしていましたが、乳量が上がってくるにつれ発情兆候が微弱になり、その時間も短くなっていましたので、見逃しがあるのではないかという不安がありました。
-弊社製品ご導入のきっかけは?
- クラウド牛群管理システム「Farmnote」のことは2014年にファームノート社が主催するセミナーに参加して知ったのですが、当時はまだ自分たちの酪農事業においてIT機器やシステムを検討するタイミングではありませんでした。
2016年12月から夫婦二人で営農することとなり、また飼養頭数を増やしたことから、労働力が足りないという課題が出てきました。その労働力を雇用はなく安定して働く機器やシステムで補う方向で考えた時に、Farmnote Colorの発売時期でもあったので「せっかくなら以前から興味のあるファームノート社にしようか」と。その後すぐに近くのユーザーさんにお話を伺いに行き、決断するまでは早かったです。
- -ご導入の決め手は?
- 他社製品も5社ほどリサーチしたのですが、管理ソフトも一緒に入れるとなるとFarmnoteが最適でした。スマートフォンで簡単に入力できるし、牛舎に設置するタイプではないので家でも見れるなど、使い勝手もバツグン。 また、iPadと監視カメラを導入したタイミングだったので、そうした他の機器とFarmnoteを連携させながら利用できる利便性も魅力的でした。
センサーデバイス「Farmnote Color」の方は、発情発見のみならず反芻を計測できるので、データを目で見ながらサイレントの発情や体調不良についてヒントを得られるのが良いと思いました。他の製品で価格はもっと安いものがありコストでは悩みましたが、FarmnoteとFarmnote Colorの連携、これからさらに進化していくシステムだと感じたこと、営業の方の丁寧なフォローなどトータルで考えて選びました。

ご導入による効果は?
「Farmnote Colorがなければ、もっと子供との時間が取れていないと思います。」