ファームノートを使ってみて
「ファームノートは今まで使っていたソフトより100 倍使いやすい。
スマホで情報共有ができるメリットはとても大きいです。」
「今までのソフトは使い方を人に教えられない位難解でした。Farmnoteは直感で操作ができるのでスタッフみんなですぐに使えます。」
- Farmnote導入の経緯を教えてください。
- 2014年の酪農セミナーでファームノートを知り気になっていました。
どんどんその間に機能が追加されたので、2015年の冬に3ヶ月のトライアルをして本格導入しました。情報共有が間違いなく今まで以上にできる、と感じたのが決め手です。
- 導入前にどのような点を検討されましたか?
- 元々外国製の某管理ソフトを使っていたので、それと比べて何がどうできるのかな、というところは検討しました。それはコマンドを打ち込まないとデータが展開されないというなかなかむずかしい仕様のもので、私は使えてもとても人に使い方を教えられるようなものではなかったです。
- 実際にご使用になってみて使い心地はいかがですか?
- Farmnoteは直感で操作できるので、100倍使いやすいです。
従業員間での情報共有が、間違いなく今まで以上にできている実感があります。
- 具体的にお気に入りの機能は?
- 過去のデータをファームノートの方がセットアップして入力してくれたのがありがたかったですね。乳房炎のデータは過去一年分入っています。
機能もそうですが、クラウドサービスであるということがとても気に入っています。
ソフトウェア購入すると買い替えが必要となるし、受託開発をすると何千万円の規模になるので、クラウドでどんどん無料アップロードしてくれる点が気に入っています。
サポート体制も手厚いですしね。
- 従業員の方の評判はいかがですか?
- 今日はAさんとBさん、というように2人くらいで入力担当をまわして活用しています。
抜け漏れがおきないように入力はしっかり意識しています。評判はとてもいいですよ。独自の使い方をしているスタッフもいて、活用法がそれぞれで面白いです。
- 「スタッフのみんなもしっかり活用してくれて、情報共有の精度があがりました」
日昭牧場様の取り組みについて
「繁殖成績の向上に力を入れた結果、牛の頭数も乳量も増えるよいサイクルができています。」
- 日昭牧場様の事業内容を教えてください。
- 私たちは1000頭を超える牛と18人のスタッフで牧場運営をしています。
20年ほど前に酪農家4件が集まって協業をする、農事組合法人というかたちにしました。
完全にBtoBの酪農経営で、生乳を乳業メーカーに卸しています。
- 牧場運営において特にこだわっていることはどのようなことでしょう。
- 繁殖成績の向上には常に力を入れています。Farmnoteもそのためのツールのひとつです。
あとは、よく褒めていただくのは「日昭牧場は組織がしっかりしていて仲がいい」というところでしょうか。従業員同士の仲がいいんです。私達のように4農家が合併している形態の大規模牧場は、正直ケンカ別れしてしまうところも多い。そんな中私たちは、役割の分担をしっかりとして、とてもスムーズにモチベーション高くやれています。Framnoteでの情報共有がフル活用できているのも、その成果ともいえますね。
- 今、特に力を入れている取り組みはございますか?
- 実は今牛の調子がすごくよくて、牛が増え続けているんです。繁殖成績がよく、よいサイクルが出来ています。牛舎にも収容しきれなくなっているので、規模を大きくするのか、中身を充実させて収益性を高めていくか、今検討している最中です。
- 「繁殖状況がよく、牛舎に入り切らないほど仔牛が生まれている状況です」
今後のビジョン
「法人設立から20年、今後は地域と共にさらなる発展をしていきたいです」
- 今後Farmnoteにどのような進化を求めますか?
- データを蓄積していき、データの分析がさらにできるようになることを期待しています。具体的な要望も既にあげており、機能搭載が待ち遠しいです。
- 今後のビジョンをお聞かせください。
- 20年努力を重ねてきた結果、今牧場はとてもよいサイクルで運営出来ている状態です。このよいサイクルを更に高めていきたいです。
そして自分達だけではなく、地域とともに発展していきたいと考えています。
(終)