ファームノートを使ってみて
「親の世代の優れた記憶と経験を、Farmnoteを使ってクラウドに移したい。」
「牛の目の前で、データを入力確認できることが快適。作業効率も上がる。」
- Farmnote導入の経緯を教えてください。
- 私たちはイベントを開催していて、そこから代表の小林さんに縁が繋がりFarmmnoteを知りました。トライアル時に”わざわざ事務所に戻って台帳を開かなくていい””スマホでさくさくその場でデータが見える”という体験をしたことで導入に踏み切りました。
- 親の世代が記憶や経験に基いてやっている事を、そのままでは私達の代ではできなくなるのではないかという懸念があり、そこの解決策を検討していました。人間コンピューターのような人がいて、Farmnote導入までは紙と記憶のみでシステムは何も使っていなかったんです。
- 実際にご使用になってみて使い心地はいかがですか?
- 発情をみるときに台帳を開く手間がはぶけるところが、とにかく楽ですね。
もうすでに、Farmnoteが無かったらと思うととても面倒くさいです(笑)
「仔牛から経産牛まで、様子をみて気になったらその場でFarmnoteで確認する」
- 具体的にお気に入りの機能は?
- 繁殖を管理できる機能が気に入っています。
スマホでその場でさくさく見れるところが本当に使い勝手がいいです。
- 従業員の方の評判はいかがですか?
- 私達4名で使っていますが、理念にもあるように「楽をする、楽しくやる」ためのツールとして活用しています。また親方世代の人間コンピューターに色々聞きながら、Farmnoteに実際のデータを貯めていけるので、今は先人の勘と経験に基づく情報と、実際のデータのいいとこどりができている状態です。
「それぞれの役割分担をしっかりやり、親の世代とも協力し合う体制ができている」
- 運営上の課題は解決できましたでしょうか
- 課題は実は特にないんです。そのくらい今農場が上手く行っています。
でも、いずれその人間コンピューターのような親の世代がいなくなり、私達3代目に本格的な世代交代が訪れます。
いまはそのための大切な移行期間なので、それにFarmnoteを活用しています。
- Farmnoteの対応はいかがでしたか?
- 問い合わせをしたら、すぐに問題解決してくれるところがとてもよかったです。
個体リストなどの機能についても質問や要望をお伝えしたら機能改善をしてくれました。
- 「のびのびと過ごす牛と、清潔に保たれている牛舎」
今後のビジョン
「Farmnoteで繋がったり、イベントで繋がったり、人との繋がりで新たな可能性を広げていきたい」
- 今後Farmnoteにどのような進化を求めますか?
- 現状でもかなりいいです。理想をいうと、もうちょっとコミュニティを深めたいと思っています。Farmnoteのアプリの中で、アドバイスを求めたり貰えたり蓄積したりできるようになると嬉しいです。Farmnoteユーザーという繋がりでもっとお互いを高めていきたいですね。
「新得町の魅力を発信するGANKEフェス」
- 今後のビジョンをお聞かせください。
- 少しづつ規模拡大をしていきたいと考えています。 また、農場とは別の活動ですが、GANKEフェスというイベント(http://www.ganke-fes.com/)を主催しています。GANKE FES では、新得町に眠る魅力【食材・自然・文化】を、芸術的な視座で見直し発信・提供することにより、来場者には新得の新たな魅力を、地元住民には地域の持つ価値の再確認の場となる事を目指しています。 初年500名からスタートし、3年目の今年には1000名規模の集客になりました。 子供から80代のおばあちゃんまで楽しんでくれています。
- こういった楽しいイベントを通して町を盛り上げていきたいと思っています。 そしてそのイベントでできた人との繋がりで、新たな可能性がどんどん広がると感じています。
- Facebookページはこちら(https://www.facebook.com/GANKEFES/)
(終)