ファームノート、Farmnote Cloudを大型アップデート 牛群「管理」から牛群「改良」の時代へ

酪農・畜産業界に特化したIoTソリューションの開発・提供する株式会社ファームノート(本社:北海道帯広市、代表取締役 下村 瑛史 以下、ファームノート)は、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」を大型アップデートします。

酪農生産者向けに乳牛から遺伝子情報(ゲノム)を採取し、その解析結果をクラウドで提供するサービス「Farmnote Gene(ファームノート ジーン)」との連携を強化します。

ファームノートグループが培った酪農経営ノウハウを活用することで、生産者の皆さまの経営力を高めることをお手伝いいたします。今回のアップデートによるポイントは、牛群の管理から改良への進化を支援することです。

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現状の業務プロセスそのままに繁殖計画の精度を向上へ

いま先進的な酪農家の皆さまはFarmnote Cloudで普段の業務に取り組まれています。さらに牛の活動量を取得できるセンサー「Farmnote Color」を活用することで牛の行動の可視化を実現し、そのデータはFarmnote Cloudに蓄積されます。

牛に関する情報を一元管理でき、牛舎からでも牛群の情報を記録・分析・共有できます。またPCだけでなくスマートフォンやタブレットからアクセスできるため、生産者が気づいたことを手軽に記録でき、業務効率を高めるうえで欠かせない存在だと好評いただいております。

牛群「管理」から牛群「改良」へ

Farmnote CloudとFarmnote Geneの連携により、遺伝子解析の結果を取り込むことで、より生産性の高い牛群を形成できる環境が整います。Geneで得られた解析結果を元にお客様の繁殖計画を支援し、遺伝子情報に基づいた育種改良を実現します。

酪農経営を高度化するうえで欠かせないのが牛群の繁殖成績です。Geneにより、遺伝子情報をはじめとしたデータを元に優れた後継牛を生産し、経済価値の高い牛群を形成できます。ユーザーは既存の業務プロセスを変更することなく、繁殖指示が明確になります。Farmnote CloudとFarmnote Geneの連携により「未来」の牛群を形成します。

ファームノートは生産者に寄り添い、これからも酪農・畜産経営に役立つ新たなソリューションを提供してまいります。

Farmnote Cloudについて

牛の状況を記録・整理し、行動や判断の助けになる情報を与える牧場作業に特化したクラウド牛群管理システム。スマートフォンやタブレットからアクセスできるため、生産者が気づいたことを手軽に記録できる。情報を一元管理することで、作業の抜け漏れを防ぐとともに作業効率化の検討や高度な意思決定を支援します。

Farmnote Geneについて

お客様の牛の遺伝子情報を採取し、解析結果をインターネット経由で提供するクラウド型の情報提供サービスです。ユーザーは、PCやタブレットから飼育する牛の特性を個体ごとに遺伝子レベルで確認できます。

「どの牛を残すべきか、何を授精すべきか」、牧場経営者にとって理想の牛群を追求することは、将来の牧場の生産性向上に直結します。遺伝改良により牧場内でのパフォーマンスの高い牛を残していく点に着目しゲノムで提供される豊富な遺伝子情報を活用し、将来の牛群設計を成功に導くために、ユーザーによる直感的な分析を可能にした使いやすいインタフェースを実装しております。

Farmnote Geneは今年の2月にリリースを開始し、ご利用いただいているお客様に好評をいただいており、利用者も増えつづけております。

製品に関するお問い合わせ

株式会社ファームノート カスタマーサポート
TEL:0120-006-521(平日:10:00-18:00)
MAIL:support@farmnote.jp

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ファームノート(担当:広報、Email:pr@farmnote.jp、携帯:080-8490-8990)

株式会社 ファームノート 会社概要

会社名:株式会社ファームノート
代表者:代表取締役 下村 瑛史
所在地:北海道帯広市公園東町1-3-14
設立:2013年11月
資本金:9000万円
TEL:0155-67-6911
URL:https://farmnote.jp/
事業内容:農業IoTソリューションの開発・提供

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