酪農DXを推進する新サービス「Farmnote Compass」を提供開始〜遠隔で専門性の高い経営分析が月額5,000円から〜

酪農デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)のリーディングカンパニーである株式会社ファームノート(本社:北海道帯広市、代表取締役 下村瑛史 以下、ファームノート)は、酪農生産者向けに獣医師などのプロフェッショナルが牧場経営上の課題を抽出し、解決策を提示するサービス「Farmnote Compass」の提供を開始します。

Farmnote Compassについて

ファームノートでは、次世代の生産手法や予防を中心とした生産概念「アニマルライフケア(※1)」を提唱してまいりました。経済動物の快適性と経済性を両立させるには疾病予防等の獣医療を手軽に受けられることと、収益性と再現性の高い酪農経営が必須となります。

「Farmnote Compass」は、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」などから抽出した情報やデータに基づいて課題を抽出し、最適なPDCA(計画・実行・検証・行動)を回せる環境づくりを支援するサービスで、疾病予防や繁殖成績向上施策など獣医療に必要な環境づくりを低価格で構築できます。実証実験にご参加いただいた生産者の中には、1年間で平均分娩間隔が25日間短縮できた方もいらっしゃいました。

生産者の皆さまの悩みに応え、持続可能な農業の実現に向け、営農指導をともに推進する事業者様(Compassソリューションパートナー)と共創してまいります。


Farmnote Compassを活用したソリューション提案について

「Farmnote Compass」は、主に300頭以下の生産者に対し、飼料会社や動物医薬品メーカーなど各業界の専門家の方々(Compassソリューションパートナー)と連携し、課題把握から対策提案までをカバーできるパートナー体制を新たに構築いたします。2022年までにCompassソリューション・パートナー制度を確立し、生産者のあらゆる課題に対して総合的に解決策を提案できる体制を整えていきます。

生産者への「Farmnote Compass」のご提供価格は月額5,000円(税込¥5,500 / 初回無料)からとなり、2024年までに2,000件の生産者の皆さまにご利用いただくことを目指します。


Farmnote Compassの利用・提供について

Farmnote Compassは、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」および、牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」をご利用でない方にも提供が可能です。ご利用にあたってはファームノートの営業担当者もしくはCompassソリューションパートナー経由でお申し込みとなります。2021年12月末迄にお申し込みをいただいた方を対象に、Farmnote Compassの初回無料提供を行います。

ファームノートはIoT (※2)と最新の生産技術を駆使することで、高次元での酪農DXを推進し、酪農産業の生産性を底上げをすることで「誰もが酪農を始められ、続けられる世界」を創るために貢献してまいります。


本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ファームノートホールディングス
広報:秋山
TEL:03-5422-7801(平日10-18時)
メール:pr@farmnote.jp



※1)経済動物のライフサイクルをコントロールする人間の進化によって経済動物の快適性と経済性を両立させ、人間と動物双方の利益最大化を目指す取り組み。
※2)従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、車、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み。Internet of Thingsの略。

株式会社 ファームノート 会社概要

会社名:株式会社ファームノート
代表者:代表取締役 小林 晋也
所在地:北海道帯広市公園東町1-3-14
設立:2013年11月
資本金:9000万円
TEL:0155-67-6911
URL:https://farmnote.jp/
事業内容:酪農・畜産向けのDXソリューションの提供

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