2018.11.30
ファームノートは2014年からクラウド牛群管理システム「Farmnote」の拡販および機能強化に努めると共に、2017年から「Internet of Animals(※2)」を実現する牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を開発し、事業を展開してまいりました。結果、売上成長率は過去3年で約30倍となり、ユーザー数も2,700農家、契約頭数27万頭(参考:日本の飼養頭数390万頭)まで成長しました。
ファームノートは今回の資金調達により、酪農・畜産が特に盛んな北海道・九州エリアの地方銀行とのリレーションを強化することで、生産者の経営力強化に貢献します。さらにリアルテックファンド・リバネスの支援を受けて研究開発におけるノウハウを蓄積し、将来を見据えた獣医学分野での研究開発を強化し、酪農・畜産の生産性向上および競争力強化に貢献していきます。
ファームノートの顧客層は主に北海道・九州に集中しており、さらに近年の生産者は経営規模の大規模化が進んでいるため、生産者と金融機関との関係性は非常に重要になっています。クラウド牛群管理システム「Farmnote」は生産者のオペレーションの効率化を可能とし、銀行が資金面で生産者をバックアップするために重要となる「生産性の数値化」を実現することができます。
また 「Farmnote Color」の導入により、牛の繁殖成績や生産寿命の向上が見込めるため、生産者の利益向上に貢献することができます。ファームノートと各銀行が販売促進面で協力することで、両者の顧客基盤のさらなる強化を目指します。
ファームノートは2016年8月に設立した農業への人工知能とIoT活用の研究組織「Farmnote Lab」を推進させるため、獣医師や研究員の積極的な採用を行なっています。この度、リアルテックファンドとリバネスからの支援を受け、特に獣医学分野での研究開発ノウハウを蓄積して研究開発を加速させます。
株式会社ファームノートホールディングス( http://farmnote-hd.com/ )は2016年12月に設立。「生きるを、つなぐ」をビジョンに、持続可能な地球の豊かさへの貢献を目指した純粋持株会社です。
ウェブインテグレーション事業を展開する株式会社スカイアーク( http://www.skyarc.co.jp )と、農業IoTソリューション事業を展開する株式会社ファームノートを有しています。
本社所在地: 北海道帯広市公園東町1丁目3-14
代表者:代表取締役 小林晋也
設立:2016年12月
主要株主(順不同):小林晋也、全国農業協同組合連合会、農林中央金庫、住友商事株式会社、株式会社産業革新機構、兼松株式会社、兼松アグリテック株式会社、グリー株式会社、株式会社フューチャーインベストメント
株式会社ファームノートは2013年11月に設立。「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに、農業とインターネットを融合させることで産業構造を変え、競争力が高い農業を実現するという想いから、クラウド牛群管理システム「Farmnote」と牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を展開しています。
株式会社ファームノート
広報:鈴木・齋藤
電話番号: 050-3852-4018
メール: pr@farmnote.jp
(※1)Internet of Thingsの略。あらゆるモノがインターネットにつながることで、モニタリングやコントロールを可能にするといった概念
(※2)経済動物をセンサーでインターネットにつなげ、人の目を介さずに人工知能により動物の状態を検知し、最適な飼養管理を実現する技術。ファームノートが提唱。
株式会社 ファームノート 会社概要
会社名:株式会社ファームノート
代表者:代表取締役 小林 晋也
所在地:北海道帯広市西8条南18丁目3-4
設立:2013年11月
資本金:9000万円
TEL:0155-67-6911
URL:https://farmnote.jp/
事業内容:酪農・畜産向けのDXソリューションの提供