2017.03.27
JA全農さんと私たちは、ICT技術を活用した農業生産者の所得向上に向けて、共同製品開発・普及促進について資本・業務提携を結びました。さらに、この度、NTTドコモさんと業務提携をおこない、JA全農さんとファームノートの取り組みを販売促進面で協力いただきます。この3社協業の上で、Farmnote製品を全国の農協を通じて随時販売開始し、日本の畜産IoT技術普及を推進してまいります。
ファームノートはこの調達資金により、すでに立ち上げたFarmnote Labをさらに推進させるとともに、Farmnote Connectを牛以外の農業に拡張し、農業生産データの自動収集と人工知能の活用が可能な統合プラットフォームを構築します。ぜひ我々とともに農業分野での人工知能活用を推し進めていきましょう。
住友商事さんとファームノートは、住友商事さんの幅広い海外ネットワークを通じて、畜産向けIoTの海外展開を行います。また酪農・畜産に留まらず、日本で培ったICT技術を世界へ展開するために住友商事と耕作向けプラットフォームの共同開発を進めます。
酪農分野での世界展開は、既存株主である兼松さんとも展開を進めており、両社協力のもと、さらなる海外展開の加速を実現します。
今回の資金調達により、私たちは世界の農業の頭脳を作る、力強いパートナーに支えてもらう形が出来ました。
こちらが私たちの株主兼パートナーです。この体制において、引き続き私が経営を主導してまいります。
国、農協、商社、 IT、これらのパートナーが既存の産業の枠を超えて、Farmnoteの取り組みを推進することで、私たちは日本の力強い農業に貢献します。
この素晴らしいパートナーに恵まれたのも、すべて、Farmnoteアンバサダーの皆さまのおかげであり、皆さまの想いの強さです。本気で日本の農業が良くなることを願い、そして私たちとともに行動をしてくれました。私たちはこれからもずっと、お客様とアンバサダーとともに力強く進めてまいります。
最後に、私は業績の急拡大は偶然起こるものではないと思っています。それは地道に、かつ圧倒的スピードで積み重ねるからこそ起こせるものです。私たちは、強い信頼で結ばれたお客様を増やし、圧倒的成長を続けるからこそ日本の農業に貢献できると強く信じています。そのために一番重要なものは「品質」です。最高のプロダクトは最高の顧客との信頼関係を強く作ることができる、そう信じています。
最近は顧客数が増えたことにより要望が複雑化し、製品の質の成長も鈍化しつつありましたが、それを振り切ってまで会社を成長させる気はありません。
私たちは今後、資金で強引に会社を成長させるのではなく、得た資金で圧倒的でかつ最高のプロダクトを作る体制を整え、地道にお客様との信頼を積み重ねていきたいと思っています。
お客様・Farmnoteアンバサダーのみなさま、至らない点が多いですが、これからのファームノートにご期待ください。共に日本の農業をより良くしていきましょう。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
株主会社ファームノートホールディングス
代表取締役 小林 晋也
グループ社員一同
株式会社 ファームノート 会社概要
会社名:株式会社ファームノート
代表者:代表取締役 小林 晋也
所在地:北海道帯広市公園東町1-3-14
設立:2013年11月
資本金:9000万円
TEL:0155-67-6911
URL:https://farmnote.jp/
事業内容:酪農・畜産向けのDXソリューションの提供