【連載最終回】地方の再創造。社会課題に挑むリーダーの挑戦⑨

<連載最終回:堀田氏が語る「他力創発」とは>

地方創生という言葉はよく耳にしますが、実際はどのようなものなのでしょうか?地方自治体やコミュニティと協力し、地域社会の維持と活性化、社会課題の解決に向けて挑戦していらっしゃる講師にお話を伺ったパネルディスカッションです。


スピーカー

オフィス・コロボックル代表
熱中小学校用務員
堀田 一芙 氏

一般社団法人リディラバ代表理事
株式会社Ridilover代表取締役
安部 敏樹 氏


モデレーター

株式会社ファームノートホールディングス
代表取締役 小林 晋也


<1つ前の記事はこちら>

<堀田氏>
30歳とは思えないレベルだな。まいったな。(笑)

2011年の震災の時、最初に考えた言葉が「他力創発」っていう、他人のチカラでクリエイトするというものでした。

人の力を徹底的に利用すると、そういう仕組みを作り上げると。

安く、早く良いものが作れる時代だと、そういうことができる時代だと思って、ソーシャルのおかげなんですけど、そういうことを認識してずっと「他力創発」と言ってきて、今150人のボランティアの先生がそういう形で集まると、新しいことが起こるということもわかってきているんです。

私が熱中小学校とかやっている生徒さんたちに期待しているのは、とにかくこのプロジェクトもすごかったんです。最初廃校再生をやれといわれて、じゃあ大人の学校にしようなんて言って、お酒飲んでいるうちに「やりましょう!」なんていって、段々こういう風になっちゃってた。

なぜだろうって思うのは、結局人に、他力にぶつかるんですよ、行動すると。
そうするとその人が違うところに連れてってくれるんですね、ちょっと高いところに。
そしてまた違うところに行けるっていうことで、だんだん新しいことをできるっていうのを証明してくれると思って。

熱中小学校っていうのはそういう意味ではやれるかやれないかじゃなくて、もう今すぐやれということが皆さんに対するメッセージですね。

<モデレーター:小林>
ありがとうございます。
時間が押してしまったのと、なんの落としどころもない感じになってしまったんですけれども、でも相当ヒントがあったんじゃないかなと思います。

このヒントをうまくつかって地方から盛り上げていきましょう。

それではこれで本プログラムを終了させていただきたいと思います。

ご清聴、誠にありがとうございました!

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