【連載】地方の再創造。社会課題に挑むリーダーの挑戦②

<連載第2回:パネラー堀田氏のご紹介>

地方創生という言葉はよく耳にしますが、実際はどのようなものなのでしょうか?地方自治体やコミュニティと協力し、地域社会の維持と活性化、社会課題の解決に向けて挑戦していらっしゃる講師にお話を伺ったパネルディスカッションです。


スピーカー

オフィス・コロボックル代表
熱中小学校用務員
堀田 一芙 氏

一般社団法人リディラバ代表理事
株式会社Ridilover代表取締役
安部 敏樹 氏


モデレーター

株式会社ファームノートホールディングス
代表取締役 小林 晋也


<1つ前の記事はこちら>

<堀田氏>
皆さん、こんにちは。オフィス・コロボックル代表と熱中小学校で用務員をやっております堀田です。


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オフィス・コロボックル 代表
熱中小学校 用務員 堀田 一芙 氏

日本IBMにおいてDOS/V立ち上げ、PC販売事業部長、ソフトウエア事業部長、ゼネラルシステム事業部長など常務取締役として歴任した。現在、内田洋行顧問、サイバネットシステム(株)取締役。サイバーコム(株)取締役。2011年の震災を機に人の力の及ばない危機にも対応可能な仕事の仕方、"他力創発"型オフィス・コロボックル創始者として、東京赤坂に開設した。2015年山形県高畠町の廃校再生を熱中小学校という大人の学校として開校以来、全国10か所に成長中。人づくりからの地方創生をめざす。北海道では、更別村に十勝さらべつ熱中小学校が開校している。



大学出てすぐ大きなIT会社に入社して約40年、役員になったりしながら60歳くらいで辞めて。
関係するIT会社の社長をやったり。そして2011年の震災がありました。あれだけの未曽有の自分たちが何ともすることができないような危機っていうのを目の当たりにして。

こういった人間のチカラに及ばないものをいつも何か備えておくっていうか、新しく改造する考え方があるんじゃないか、仕事のやり方があるんじゃないかっていうことで昔の会社の仲間、OBなんかを集めて赤坂にオフィスコロボックルという会社をつくったんですよ。

震災の後、福島の風評被害プロジェクトをいくつかやっているうちにマタギの人に会ったり、民間集落でオフィスつくって首都圏と中核の小さい街、村と一緒にコラボをして何かができるっていうことで実験やっていたんです。

そしたら偶然に山形から廃校をなんとかしてくれっていう相談があって、熱中小学校っていうのをはじめちゃったと。熱中小学校っていうのが今日の話題の中心だと思うんですよ。

ビデオを見てもらってもいいですかね?

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<モデレーター:小林>
これって下世話な話ですけど、運営ってどういう仕組みなんですか?


<堀田氏>
私は部下も秘書も何もいませんから私一人なんですよ。例えば更別は一般社団法人の北海道熱中開拓機構という一般社団法人をつくっていて、その人たちが更別を通じて国の内閣府の調節予算をつかってかなり自由に楽しんでやっていますね。


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(左:堀田氏 右:安部氏)


<モデレーター:小林>
ブランドだけ統一している?


<堀田氏>
あとは先生です。150人のボランティアで、今活躍中の経営者の方とか大学の人とかいろんな方。 交通費と宿泊費しかないので講師料はなしでやってもらっているようなボランティアです。


<モデレーター:小林>
熱中小学校の話に偏っちゃうかもしれないけど、僕も一回先生やらせてもらったときに熱量の高い大人たちが、しかもびっくりしたのが60歳を超えているような方もいらっしゃったり。熱量というか、何かに問題意識をもっているような人が多いと感じました。


<堀田氏>
更別は特に若い方が多いのと、講義が終わっても帰らないですね。


<モデレーター:小林>
そうですね、帰った後にもワイワイやっていて。


<堀田氏>
まだ1年も経っていなんですよ。本当にすごい地域だなって思います。
先生もまだ更別はいいんですけど、70代中心の上板とか徳島だとかいうと、17歳から80歳までいて、職業がバラバラ。先生も悩むんですよ。だけど先生は必死でやるじゃないですか?


そうすると生徒さんがもの凄い目で見ているもんだから何かが生まれるっていう。
熱量ってさっき言いましたけどそういうのもあるらしいんですよ。


<モデレーター:小林>
なるほど、やっぱり各地域熱量が高いんですか?


<堀田氏>
そうですね、更別はとくにユニークですね。


<モデレーター:小林>
クレヨンつくったり、豆つくったり、ピザ作りとかもやられてましたよね。


<堀田氏>
そうですね。更別は校長先生がスノーピーク社の山井社長なんですね。新潟の方ですけど十勝が好きだって言って。その他も畜産大の前学者さんが教頭だとか皆さんすごい人たちばかりです。


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(堀田氏)


木野村さんっていう弁護士さんが理事長やったり、亀井さんっていう元町おこし隊の方が事務局長やったり更別はおもしろいですよ。


<モデレーター:小林>
このままもう一個質問させていただきたいんですけど、堀田さんはIBMで常務をされて、外資でしかも東京で、そこの会社の経営層に入った。
今やっておられることってグローバルを動かすっていうよりはローカルな、どちらかといったら逆っていったらおかしいのかもしれないですけども、やっている仕事の内容が全然違ってくるじゃないですか?キッカケって何だったのですか?


<堀田氏>
IBMの時も色んな仕事を2年おきくらいにどんどん違うことをやっていて。パソコン事業もすごい競争激しかったですから、ひっくり返そうとか色々やってましたから結構同じですよね、感じは。

ITとか外資系っていうのはあまり関係なくて、面白いことがおもしろいと感じるかどうかですよ。
これをやらなきゃいけないとか、やるかどうかは同じだと思いますよ。



<モデレーター:小林>
そうすると、いま地方ってものに目を向けたときにその閃いたものというか、おもしろいと思うものがあったという感じですか?


<堀田氏>
ひとつだけIBM時代知らなかった世界は、国や自治体の存在です。予算とか議会とかそういうのは全く知りませんでしたので驚きがすごく多いです。具体的には言えませんけど。

<連載第3回:社会課題解決の第一歩>

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