osaka-dairy-farm_main.jpg

株式会社OSAKA DAIRY FARM

纓坂直俊様

酪農(つなぎ牛舎)

人材採用の間口を広げるために「誰もが管理できる仕組みづくりが必要」と語る、中標津町の株式会社OSAKA DAIRY FARM・纓坂代表に、つなぎ牛舎でのFarmnote Colorご導入の感想や感じられた効果をお聞きしました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

弊社製品のご導入以前の課題は?

「私が半年ほど牧場不在の間も、生産性が下がらないようにしたいという課題がありました。」

他の事業の関係で半年ほど牧場を離れなければならないことになり、私が不在の間に生産性が下がらないようにしたいという課題がありました。

数年前までは外部のヘルパーさんに来ていただくことが多かったのですが、その際、それなりに腕の良い人や慣れている人に来ていただかないとスムーズに仕事が進まない状態でした。現在は自社のスタッフのみで運営をしていますが、それでも近年は作業が複雑化しており、簡単には手順を覚えてもらえません。作業を教えるだけでもけっこうな時間がかかってしまいます。そういう局面で、誰が作業しても生産性を維持できるような管理システムやマニュアルの必要性を感じていました。

こうした背景から、仮に牧場のトップや責任者がいなくてもスタッフだけで現場を回せる状態をつくるための軸として、ICT導入の検討を始めました。良い機器が見つかって上手く活用できれば生産性が高まるだけではなく、今後、人材採用の間口を広げることにもつながると考えていました。


osaka-dairy-farm_3.jpg
弊社製品ご導入のきっかけは?
2014年のファームノートサミットでクラウド牛群管理システム「Farmnote」、牛用IoTセンサー「Farmnote Color」を知り、その時から便利なものがあるなぁとは認識していたのですが、当時は私と母親とで牛を全て管理できていましたし、また、Farmnote Colorがつなぎ牛舎に対応していなかったので当時は導入しませんでした。その後、「性別、年齢、経験を問わず、どんな人材が牧場に来ても牛を管理できるシステムを確立しよう」という考えから、ICTツールの検討を本格的に始めました。
ご導入の決め手は?
他社商品も選択肢にはありましたが、信頼性や斬新さを感じてFarmnote / Farmnote Color を選びました。また、小林さん(※ファームノート代表)の取り組みが素晴らしく、社員さんも優秀で、「この会社なら使いやすさを追求してくれるだろう」という将来への期待が感じられたこと、つなぎ牛舎に対応していることもあり、2019年8月に導入に至りました。


osaka-dairy-farm_4.jpg

実際に使用された使い心地や効果は?

「発情発見や人工授精の周辺に関しては教える手間が軽減し、人材採用の間口もぐんと広がりました。」

従業員にFarmnote/Farmnote Colorの使い方を教えて、それで問題なく仕事が回っています。特にFarmnote Colorにより、疾病や発情の目視における分かりにくさ、それによるわずらわしさが解消できたように思います。若い人にとっては、スマートフォンでデータを見たり入力したりできるツールは分かりやすく使い勝手もいいようです。うちには経験の浅いスタッフもいますが、発情や疾病の通知がくるため、それに従い焦点をしぼって牛を見ることができ、効率的に作業ができています。

私や母親が昔やっていた発情発見は、各個体の周期を追ってピンポイントで牛を目視チェックするというものです。これは言ってみれば自分たちがセンサー、Farmnote Colorの役割を果たしていたようなものでした。ただこれは経験や知識がものをいう方法なので、経験が浅い方には難しいもの。しかし今はFarmnote Colorがその能力をカバーしてくれるので、経験が浅くとも、経験豊富な酪農家のマネジントに近づくことができると思います。その可能性を現場で実感しているので、人材採用の間口もぐんと広がりました。

もちろん細かい技術など、私から直接教えるべきこともありますが、スタッフ自身が自分のスマートフォンを介してデータを見ることで自然と牛について学習してくれます。少なくとも発情、人工授精の周辺に関しては教える手間が軽減しています。

また、機器を活用して牛を管理することがスタッフの責任感、積極性、自信につながっているようです。実際、自分が牧場を離れていた半年間はスタッフが牛を管理していたのですが、戻ってきた時、彼らがすごく成長しているのを目の当たりにしました。自主的に物事に取り組む姿勢が見られるようになり嬉しい限りです。さらに、うちの牧場では増産に取り組んでいますが、通常はトップやメインの人間が現場を留守にしていると死廃が増えたり停滞したりしがちです。ところが、私が牧場を留守にしていた半年間も計画通りに頭数が増えていました。

繁殖成績に関しては、導入して半年くらいなので具体的な効果はまだ分かりません。牧場によっては半年でもはっきり数値が出ることもあるかもしれませんが、うちの場合は1年、2年と時間をかけることで十分な比較ができようになるだろうと考えています。


osaka-dairy-farm_2.jpg
特に評価できる機能はありますか?
ピンポイントで発情発見の通知が来る点がいいと思います。以前は経験の浅いスタッフだと全頭を等しく、闇雲に見ないといけなかったところが、今は通知を基準にして牛を見ることができます。発情発見以外では疾病疑いの通知がすごく便利で、安心感も与えてくれています。スタッフによる目視では、病状がすごく重くなってからようやく異変に気づくこともあるので、多少タイムラグがあってもFarmnote Colorが常に検知してくれていることが助けになっています。おかげで重症化を防げたことが何度かありました。

導入されていない方へメッセージはありますか?
Farmnote/Farmnote Colorを活用することで、忙しい経営者でも「時間をつくる」ことができると私は確信しています。誰にでもできる仕事をつくり、それを振り分け、得た時間で別の仕事をしたり、もしくは家庭の時間として自由に使うことができます。

ICTそのものについては、これほど便利なものを使わない手はない、もっと言えば、使わないといけない時代だと考えています。酪農においては発情を目視で十分発見できるという方には今すぐに必要ないかもしれません。しかし、そんな方でも自分が牧場にいなくなった場合のリスクについて一度考えてみる価値はあると思います。これまでの営農は「この人じゃないとできない」という属人的な体系になっていて、多くの牧場のオペレーションは経営者がいなくなったら回らなくなってしまうことがほとんど。「誰もが管理できる仕組みづくりが必要」と私が考えるのはそのためです。たとえ外国人労働者でも、どんなスタッフでも使えるような簡単で分かりやすいツールを導入することは、単に成績のためだけではなく、リスク回避の一環でもあると思います。

今後のビジョンを教えてください。
たとえトップが現場にいなくても誰もが牧場のマネジメントができて安定した営農ができるように、Farmnote /Farmnote Colorも活用しながら、マニュアルの構築・整備に引き続き取り組んでいきます。増産については、現在の330頭を今後2年程で500頭に増やすことが目標です。

(終)

osaka-dairy-farm_5.jpg

株式会社OSAKA DAIRY FARM

経営・飼養形態 酪農(つなぎ牛舎)
飼養頭数 330頭
Farmnote Color導入時期 2019年8月
所在地 北海道標津郡中標津町
運営規模 従業員3名 ※取材当時

農繁期に、新しい発情発見を!
最短1年から、リースでお試しいただけます。
詳細お問い合わせ

酪農・畜産農家さま以外の方はこちらからお問い合わせください

お名前
会社名・牧場名
電話番号
メールアドレス
都道府県
市区郡
飼養頭数
経営形態

※お客様の個人情報については、株式会社ファームノートにおいて使用する可能性があります。 ご了承の上お申込みください。詳しくはこちらのプライバシーポリシーをご参照ください


このエントリーをはてなブックマークに追加

About Farmnote

株式会社ファームノートは「世界の農業の頭脳を創る」を理念とする農業 IoTソリューションカンパニーです。最先端の技術で酪農・畜産の生産性向上と効率化を推進し、日本の強い農業と持続可能な地球の豊かさ、人々のよりよい「生きる」に貢献したいと考えています。

Farmnote、ファームノートは株式会社ファームノートの登録商標です。

Address

株式会社ファームノート
〒080–0847 北海道帯広市公園東町1丁目3-14
TEL:0155-67-6911(平日:10:00-18:00)

Social

“Download Get it on Google Play