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有限会社 福永畜産

生産部長 内村祐太様

肉牛一貫

2013年全国肉用牛枝肉共励会で最高賞を受賞し「日本一の肉」の称号を手にした鹿児島県さつま町の福永畜産さまがFarmnote Colorをご導入いただいてから約2年。スタッフを含む、牧場全体で製品を活用することで見えてきた効果やスタッフに起きた意識と行動の変化などをお聞きしました。

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ご導入から2年が経ち、感じるメリットは?

「導入したことで生活スタイルが大きく変わり、新しい畜産の始まりを実感しています。」

 うちでは牛用IoTセンサー「Farmnote Color」を取り外すことなく通年装着していることもあり、疾病検知や発情検知の命中率はかなり高く、ほぼ間違いありません。年月を経るほどに精度が高まり、信頼も大きくなってきました。

今はもう昔みたいにずっと牛舎に居るということもなくなって、Farmnote Colorに任せてしまっています。その分、自分たちは畑仕事や事務仕事など人間ができることに集中できて、体力的にも精神的にも間違いなく楽になりました。以前は休みも月に2回とれるかとれないかだったのが、現在は月に4回。農業にありがちな「ずっと現場に縛り続けられる」という精神的な圧迫はありません。

導入したことで生活スタイルが大きく変わり、新しい畜産の始まりを実感しています。

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課題であった繁殖効率に効果は?
 2017年2月にFarmnote Colorを導入した際に「人間は人間にしかできないことをする」という方向に舵を切り、添加剤や飼料管理の見直しを始めて、現在はそれが成熟してほぼ完成に至り、理想的な状態です。導入前の2016年と比べると頭数も増えましたし、初回授精の数値もかなり改善しています。

参考にまでうちの場合は、投資額に対して10倍以上の投資対効果が既にあります。

ご導入によるその他の効果は?

「スタッフから提案やアイデアが出てくる"ボトムアップ型の牧場運営"に変わりました。」

 Farmnote Color導入以来、スタッフ全員が牧場全体のデータを見ることができるようになりました。そのため、データをもとに次の業務アクションが逆算できますし、業務効率に関するアイデアもスタッフの方から出てくるようになりました。また、Farmnoteは誰が見ても情報が一目瞭然で、特にスマホを使い慣れた若い世代では使い慣れるまでの時間が非常に短いです。

Farmnote Colorの方も人工知能が入った最先端の製品なので、これも若いスタッフは興味を持ちやすい。こういう最新ツールに毎日触れて、データと照らし合わせながら牛を見ているうちに、自ずと責任感が出てくるようです。毎日の積み重ねの中で「自分たちが動くことで数字につながるんだ。それなら将来のためにも自ら何か考えなければ」という気持ちが生まれてくるのだと思います。

入社当初は指示待ちの態度で働いていたスタッフも、3カ月くらい経つと「何番の牛は本日種付け予定ですけど、何時にしましょうか?」とか、スタッフの方から積極的に指示を仰いできたり、質問をしてくる意識と行動の変化には驚きました。

スタッフの意識と姿勢が変わることで、管理者がスタッフに対して一方的に指示を出す「トップダウン型の牧場運営」だったのが、スタッフから管理者に対しても指示を仰いだり提案やアイデアが出てくる「ボトムアップ型の牧場運営」に変わりました。

実家が牧場を営んでいる若いスタッフの場合、指示待ちの態度では家業に戻った時に失敗してしまいます。そうならないように、Farmnote / Farmnote Colorを活用することで自分で考える大切さが養われているのではないでしょうか。

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ボトムアップ型牧場運営のメリットは?
 トップダウン型の牧場だと、常に受け身の姿勢で自分の意志が発揮できず、萎縮したり閉じこもってしまうスタッフが多い印象を受けます。一方でボトムアップ型の牧場はスタッフの責任感が強く、積極的でイキイキ働いており、社内にも活気が溢れているように感じます。

うちのような比較的大規模の牧場になると、トップダウンでは十分に牛を見ることができず、どうしても漏れが出てきて、事故にもつながることもあります。その点、スタッフ自らが積極的であれば、漏れは減るし、スタッフと経営側が影響を与え合い、補い合うことで色々な面で会社が良くなります。何より、牧場の雰囲気がとても良いです。

今振り返ると、Farmnote / Farmnote Colorを導入したのは本当に大きな転機でした。
あそこで社内が良い方向にガラッと変わったと思います。


導入前はわずか3人で1,000頭を超える牛を見ており人手不足に悩んでいましたが、現在はスタッフが8人。嬉しいことにスタッフを募集しなくとも採用に関する問い合わせが向こうから届く状況です。社内の平均年齢も28歳と若く、エネルギッシュなスタッフが多いのでとても恵まれています。

受け身で指示待ちだったスタッフの意識と行動が変わり自主性と責任感が養われたのも、活気あるボトムアップ型の牧場運営が実現できているのも、Farmnote / Farmnote Color導入による影響があるのではないでしょうか。

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今後の課題とビジョンを教えてください。
 おかげさまで繁殖課題は改善されていますので、生まれた子牛の疾病対策が今後の課題でしょうか。子牛の段階でどれだけ廃用ロスを少なくできるか。これだけ頭数が増えてくると、何頭かは繁殖障がいが発生するものですが、そこに対しても何か対策できればと考えています。

Farmnote Colorを着けている牛と着けていない牛とでは、初回授精から妊娠までの期間に歴然とした差があります。今後は1頭1頭の牛のデータを更に拾い上げていきたいと思います。また、セリで子牛を買うのではなくて、自分の牧場で生まれた子牛だけで運営する完全一貫性を目指しています。自社レストラン等において、牛肉のより高い付加価値を生み出していきたいです。

貴社にとってFarmnote Colorとは?
 会社にとって欠かせない重要なツールです。そして人と牛だけではなく、人と人をつなげるツールだとも思います。社内の人と人、そして全国たくさんの方々とFarmnote Colorをきっかけに幅広くつながりが増えました。

導入されていない方へのメッセージは?
 まず、何もツールを導入されていない方には、自分が頭で思っている繁殖成績と実際の数字とでは大きな差があることを伝えたいです。感覚だとどうしても多めに見積もってしまうものですが、牧場運営は「このくらいだと思う」で済むような世界ではもうないと思います。実際の数値を正確に出し、現状を知ることから始めた方が良いのではないでしょうか。

既に何かしらツールを導入していて未だ課題を抱えている方には、自分が使いやすいようにカスタマイズができるFarmnote・Farmnote Colorをぜひ一度使ってみてほしいです。自分の牧場にどんなデータが必要かが分かっている生産者であれば、すぐに活用できると思います。

(終)

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有限会社 福永畜産

経営形態 肉牛一貫
飼養頭数 1,200頭
Farmnote Color導入時期 2017年2月
所在地 鹿児島県薩摩郡さつま町
事業内容 肉牛一貫経営、熟成肉加工、焼肉レストランの経営
従業員規模 8名(2019年8月現在)
自社レストラン http://gyudo.com/

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