【カスタムリストを使おう】日齢120日以上の未去勢牛をリストしてみる
こんにちは。ファームノートカスタマーサクセスチームの下村です。
最近は明治さんのブルガリアのむヨーグルトが必須アイテムです。元来お腹の情緒が不安定な私にはうってつけでして、これで毎朝整腸してます。
昨年の12月に自由自在に牛の一覧を操れるカスタムリストを実装してから早2ヶ月が経ちました。
少しずつリストを使いこなしていただいているお客様が増えてきております。
中には独自で20個も作ってしまったツワモノの牧場様も現れてまいりました。
先日、カスタムリストの見栄えを少しマイナーチェンジしました。
PCで見るとテキストが途中で折れてしまってなんかリストが見づらい…みたいなところがあったのですが、弊社のエンジニアが整腸、ではなく調整しまして改善させていただきました。
誰も気づきませんが、こんなところにも実はちょっとした改善があるのです。
細部に魂は宿る、これがファームノートの信条です。
※改善したカスタムリストの図。わかりますか??わかりませんね。
そろそろ、実践編に移りたいと思います。
今回はとある素牛生産牧場様からのご依頼でした。牧場には毎週数十頭の牛が入ってくるので、全体と個別の把握をリアルタイムで行いたいということでFarmnoteを導入して頂いた農家様です。
牛ってみんなこっち見ますよね
「今月の去勢対象の牛はどのくらいいるのか把握しておきたい」というお話があり、詳しくヒアリングすると、ふむふむ、「日齢120日以上を去勢対象としていて、牛の状態によってはその時に去勢を行わない場合もある。」ということでした。ただし、そのうち去勢はしなければならないのでその牛は忘れずにいなければならない、とのこと。
それであれば、カスタムリストを使って管理しましょう!
条件を、「去勢したかどうか」でピックアップすれば簡単にリストアップできます!
ということで早速その場でPCを開き、意気揚々とセットしようとしたところ・・・あれ、牛の絞り込み条件で「去勢」が無い…
そうなんです、今まで去勢済みの牛をピックアップするようなシチュエーションが無かったので該当の条件で引っ張り上げられない状態でした。お得意先様の前で冷や汗をかきながらすぐに会社に戻り、エンジニアに相談したところ、「なるほど、ではすぐに改善しましょう」と冷静に言い放ち、丸1日で去勢条件を追加してもらいました。素早い対応もファームノートの信条です。
では、改めてご説明します。(※カスタムリストの設定はPCのみ可能です。)
まず、左側メニューの「個体管理」をクリック。
そしてリストが表示されたら、右上ちかくの「リストの作成」をクリック。ここから作成します。
リスト名を入力。ここでは「日齢120日以上の去勢対象牛」としました。
次に条件を設定します。ここが大事です。以下のように設定してください。
・「去勢対象」…「去勢済み」の項目を選び、演算子を「NO」に。
・「日齢120日以上」…「日齢」を選び、演算子を「>=」、値を「120」に。(日齢>=120 で120日以上という意味になります。)
あとは、「廃用済み NO」「出荷済み NO」を設定しておきましょう。
このようになります。
そして、表示項目や並び順を見たい形で整え、保存ボタンを押すと…
できました!
これで完了です。120日以上で未去勢の牛がキレイにピックアップされました。
さらに牛群設定を行えばどの群の牛がまだ未去勢なのか、そしてどういう順番で作業をしていこうか計画を立てることもできますね。ここの牧場様も日々の作業の合間を縫っていつ実施するかの検討が楽になる見込みです。
今回の目的である「リストを作ることで全体の作業量を把握し、効率的な作業計画を立てる」が達成できそうです。
使いようによってはこんなメリットのあるカスタムリスト、試してみたくありませんか?
前回も書きましたが、この機能、「無償版でも有償版でも関係なく使える」んです。
設定の仕方が分からなければ弊社カスタマーサクセスチームが張り切って対応させていただきます!
独自のリスト設計をぜひお試しください。
カスタマーサクセスチーム 下村